連日行われているWBCで、特に話題となっているラーズ・ヌートバー選手。
試合で大活躍する実力に加え、明るい性格にファンになった方も多いと思います。
しかし、ヌートバー選手は日本国籍ではなかったはず…なぜ日本代表に選ばれたのでしょうか?
今回は”ヌートバー選手の国籍”と、”日本代表に選ばれた理由や条件”について調べてみました。
ヌートバー選手の国籍はアメリカ
ご存じの方も多いと思いますが、ヌートバー選手の国籍は”アメリカ”です。
アメリカで生まれ、アメリカで育っています。日本での生活経験はありません。
ラーズはアメリカ生まれであり、日本での生活経験はない。
引用:ja.wikipedia.org/wiki/ラーズ・ヌートバー
そもそも日本国籍でないのであれば選出は無理なのでは?と思ってしまいますが、なぜ日本代表に選ばれたのでしょうか?
ヌートバーはなぜ日本代表になれたのか
ヌートバー選手が選ばれた理由も気になりますが、その前に選出することができた理由を調べてみようと思います。
選手を選ぶにあたり、国籍は関係ないのでしょうか?
出場資格について調べてみた
WBCへの出場資格ですが、以下の条件を満たしていると出場可能(選考対象)であるようです。
◆参加資格 |
各チームに登録されるためには次の条件を満たす必要がある。 ・その国で生まれた。 ・その国の永住権、国籍を保有している。 ・両親のどちらかがその国で生まれた、または永住権、国籍を保有している。 |
たしかに、日本の国籍がなくても出場できる場合がありますね。単純に日本に住んでいるとか、国籍があるだけが資格でないことがわかりました。
では、ヌートバー選手もこの条件のどれかに当てはまったということになります。
ヌートバー選手の母が日本国籍だった
実はヌートバー選手はアメリカと日本のハーフで、お母さんである久美子さんが日本国籍でした。久美埼玉県出身だそうです。
これが「両親のどちらかがその国で生まれた、または永住権、国籍を保有している」に当てはまるので、選出できたというわけですね。
ヌートバー選手の実力は?
ヌートバー選手が選ばれた理由について、次に気になるのはその実力ですよね。
今回ヌートバー選手を初めて聞いた方もいると思います。メジャーリーグでの成績はどのようなものなのでしょうか?
大谷翔平選手に並ぶ才能の持ち主?
現在はセントルイス・カージナルスに所属して、1番バッターとして活躍しています。
昨シーズンは108試合出場で打率.228、14本塁打、40打点、4盗塁。
打率はそこそこですが、選球眼がいいために、出塁率(OBP)は.340と悪くないようです。
そこに長打力も加わるため、1番バッターとしての役割(出塁)に加え、得点力も見込める実力を持っているようですね。
また、打者のポテンシャルをみるために重要とされている打球スピードはメジャーリーグトップクラスとのこと。守備でも強肩なのでメジャーリーグでもレベルの高い選手なんですね。
※参照note.com/dinger_22/n/n2aeb1ec6205e※
ヌートバー選手のホームランをまとめた映像がありました。力強い打球とスイングが印象的です。
将来はメジャーリーグの顔になるともいわれるほどの実力ですので、今回招集されたのも納得ですね。
メジャーを取材するスポーツ紙記者は、「パワーとスピードを兼ね備えたプレースタイルで、打率3割、30本塁打をクリアできる可能性を十分に秘めている。守備でも外野の全ポジションを守り、強肩が魅力です。栗山英樹監督でなかったら侍ジャパンに選出されなかったかもしれませんが、間違いなくチームにプラスアルファをもたらす選手です。メジャーを代表する選手になるでしょう」と太鼓判を押す。
Yahoo!ニュースより
今後もヌートバー選手から目が離せない展開が続くと思います。注目ですね。