2024年の日本ダービーを制し、2026年11月1日の天皇賞(秋)でも優勝した競走馬・ダノンデサイル。
そんな名馬について検索すると、なぜか「うんち」「うんこ」「脱糞」といった意外なキーワードが出てきます。
実はダノンデサイルには、レース中にうんちをしながら走り、そのまま優勝したという珍しいエピソードがあるのです。
その出来事が起きたのは、2024年1月14日に開催された京成杯(GⅢ)。
当時はレース映像や安田翔伍調教師のSNS投稿が話題となり、「うんこたれ蔵」という愛称でも注目を集めました。
今回は、ダノンデサイルのうんち事件の真相や実際のレース映像、騎手・調教師の反応、ユニークな愛称の由来まで詳しく紹介します。
ダノンデサイルのうんち事件とは?レース中に脱糞していた!
結論からいうと、ダノンデサイルがレース中にうんちをしたという話は事実です。
問題の出来事が起きたのは、2024年1月14日に中山競馬場で開催された第64回京成杯(GⅢ)でした。
当時3歳だったダノンデサイルは、横山典弘騎手とのコンビで出走。
レースでは好位から競馬を進め、最後の直線で抜け出して見事に重賞初制覇を果たしました。
ところが、レース後に注目を集めたのは勝利だけではありませんでした。
2コーナー付近を走行している最中、ダノンデサイルのお尻から黒い物体が落ちる様子が映像に映っていたのです。
この物体の正体は、なんと馬のふんでした。
競馬では馬のふんを「ボロ」と呼びますが、ダノンデサイルはレースの真っ最中にボロをしていたというわけです。
しかも、排便した後も走り続け、そのまま勝利を収めています。
まさに、実力とユニークさを兼ね備えた珍事件だったといえるでしょう。
ダノンデサイルがうんちした動画は?京成杯のレース映像で確認できる!
ダノンデサイルのうんち事件は、実際のレース映像でも確認できます。
JRA公式YouTubeチャンネルでは、2024年の京成杯のレース動画が公開されています。
【2024年 京成杯(GⅢ)|ダノンデサイル|JRA公式】
注目したいのは、スタート後の2コーナー付近です。
ダノンデサイルが5番手付近を走行している場面で、お尻のあたりから黒いものが落ちる様子が確認できます。
一瞬の出来事なので、気になる方は再生速度を落として確認すると分かりやすいでしょう。
競馬のレース映像を見慣れている人でも、走行中に排便するシーンは印象に残るのではないでしょうか。
なお、この出来事は2024年の京成杯で起きたもので、2026年の天皇賞(秋)で起きたわけではありません。
安田翔伍調教師もダノンデサイルのうんち事件を認めていた!
ダノンデサイルのうんち事件が注目された理由の一つが、管理する安田翔伍調教師のユーモアあふれる反応です。
2024年1月、SNS上でダノンデサイルの排便疑惑が話題になると、安田調教師は自身のXでその事実を認めました。
投稿では、ダノンデサイル本人が話しているかのような形式を使い、レース中に排便したことや後続馬への謝罪をユーモラスに表現。
さらに、ダノンデサイルのことを「茶太郎」と呼んでいたことも注目されました。
この投稿はJ-CASTニュースでも紹介されています。
参考:J-CASTニュース「レース中にフンした?疑惑の競走馬に『実際は…』」
単なるレース中の珍事で終わらず、調教師自身がユーモアを交えて説明したことで、競馬ファンの間でも話題が広がったようです。
横山典弘騎手はレース中の異変に気づいていた?
実は、騎乗していた横山典弘騎手も、レース中に馬の動きの変化を感じ取っていたそうです。
2024年1月18日の日刊スポーツの記事によると、横山騎手はレース後、2コーナー付近でダノンデサイルの後肢の動きに緩さを感じたと話していたとのこと。
その後、安田調教師がレース映像を確認したところ、ちょうどその場面で排便していたことが分かりました。
安田調教師は、馬が排便するときには尻尾が上がるため、それが騎手の感じた動きの変化につながった可能性を説明しています。
つまり、横山騎手は排便そのものを確認したわけではなく、馬のわずかな動きの変化を感じ取っていたということです。
長年にわたって第一線で活躍するベテラン騎手ならではの感覚だったのかもしれません。
参考:日刊スポーツ「ダノンデサイルのレース中ボロ事件を安田翔師に直撃しました」
ダノンデサイルが「うんこたれ蔵」と呼ばれる理由は?
ダノンデサイルのうんち事件に関連して、「うんこたれ蔵」という名前を見かけることがあります。
この呼び名の由来は、競馬漫画の名作『みどりのマキバオー』です。
作中の主人公である競走馬・ミドリマキバオーは、「うんこたれ蔵」という名前でも知られています。
ダノンデサイルが京成杯で排便しながら勝利したことから、ネット上ではこのキャラクターを連想する声が上がりました。
実際に当時の競馬関連メディアでも、ダノンデサイルを「うんこたれ蔵」と呼ぶネット上の反応が紹介されています。
もちろん、これはダノンデサイルの正式名称や公式の愛称ではありません。
しかし、思わぬ珍事件と実際の強さが重なったことで、競馬ファンの記憶に残る呼び名になったようです。
競走馬はレース中にうんちをしても大丈夫?
そもそも、競走馬がレース中にうんちをすること自体は問題ないのでしょうか。
馬は草食動物で、消化管の働きによって日常的に何度も排便します。
競馬場でも、パドックを歩いている馬が排便する光景は珍しくありません。
一方で、全力に近いスピードで走っているレース中の排便は、普段から頻繁に目にするものではありません。
ダノンデサイルの場合、排便によって大きく失速することなく、京成杯を勝利しています。
そのため、少なくともこのレースでは、排便が勝利を妨げるような事態にはならなかったといえます。
ただし、排便したから速く走れた、あるいはリラックスしていたから排便したと断定できるわけではありません。
馬の排便と競走能力の間に直接的な関係があるかどうかは、この事例だけでは判断できないでしょう。
ダノンデサイルはうんち事件の後に日本ダービーも制覇!
ダノンデサイルのすごいところは、京成杯での珍事件だけで終わらなかったことです。
2024年5月26日の日本ダービー(東京優駿)では、横山典弘騎手とのコンビで見事に優勝しました。
京成杯でレース中にうんちをしていた馬が、その約4か月後に世代の頂点へ立ったのです。
その後も国内外の大舞台で活躍を続け、2025年にはドバイシーマクラシック(GⅠ)も制覇。
さらに、2026年11月1日に行われた天皇賞(秋)では、戸崎圭太騎手を背に4番人気から優勝を果たしました。
このレースでは後方から進め、最後の直線で鋭い末脚を発揮。2着のネブラディスクに2馬身半差をつける完勝でした。
2026年の天皇賞(秋)優勝によって、ダノンデサイルは日本ダービー、ドバイシーマクラシックに続くGⅠ通算3勝目を挙げています。
かつて「うんこたれ蔵」と話題になった競走馬が、その後も一流馬として実績を積み重ねているというのは、なんとも面白いエピソードです。
まとめ|ダノンデサイルのうんち事件は実際に起きた珍事だった!
今回は、ダノンデサイルのうんち事件について紹介しました。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
- うんち事件が起きたのは2024年1月14日の京成杯
- ダノンデサイルは2コーナー付近で排便しながら走っていた
- レース映像はJRA公式YouTubeで確認できる
- 安田翔伍調教師もSNSで排便した事実を認めていた
- 横山典弘騎手はレース中に後肢の動きの変化を感じていた
- 「うんこたれ蔵」は『みどりのマキバオー』に由来する呼び名
- その後は日本ダービーや2026年の天皇賞(秋)も制覇した
ダノンデサイルのうんち事件は、決してネット上の作り話ではなく、実際のレース中に起きた出来事でした。
しかも、排便しながら重賞を勝ち、その後は日本ダービー馬にまで上り詰めたのです。
その意外なエピソードも、ダノンデサイルが競馬ファンから親しまれている理由の一つなのかもしれません。